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仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

ロールモデル

ある人にロールモデルだと言われた。似たようなことは何回か言われたことがあるが初対面の人に言われたのははじめてで、むず痒い感じがした。

自分のキャリアは自分から見ても面白いのだが、あまり世間からはそう思われていないという自覚があり、もっと面白がってもらってもいいのになと思っていた。とはいえ、世の中にはもっとわかりやすく面白い人がおり、さらに成果を出しているので自分がさほど注目されないというのもよく理解している。

ロールモデルだと言われて思ったことは、「モデル」にしていいほど成功していないというのが本音のところで、この道がいいよとは口が裂けても言えないということだった。もちろん、自分のキャリアについては一貫した計画はあり、それに追随しているので別にモデルと言っても良いとは思うが、究極的に目指したいことが必ずしも普通ではないのであまり参考にして欲しくないという感じ。

大企業かベンチャーかといった二項対立にしたって結局のところ、どちらが正しいかなんてわかりようもないしどちらが正しそうかというところもよくわからない。ただ、考え尽くして納得して決めて欲しいということしかない。