Take Your Time

仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

授業終了

とともに来学期の授業選択のための面談。いちいちアドバイザーが全員と面談するところがアメリカらしい。
必修3コマと2年生用の金融政策の授業をとることに(勝手に飛び級w)。教授に了解を取りに行ったら若干渋い顔をされたがとりあえず出席は認められた。冬休み中に授業で使う本を読んでしまえば大丈夫だと思う。
一学期終わって思ったのはPhDでよかったということにつきる。
・研究室がもらえる(大量の本をいちいち持って帰るのは無理…かといって家でこもって自習なんてつまんない)。
・教授との距離が近い(小さな大学だし授業を受けてない先生も含めてだいたい顔を覚えてもらえたのではなかろうか)。パーティとかもあるし。
・周りが割と賢い(北京直輸入の秀才たちと戯れるのはなんとなく刺激になる。まあ、たまにむかつくけど)。
・やはり「経済学」というツールで仕事をする気なら一度は数学的厳密性を持った経済理論のトレーニングを経験しておくべき(これまで何気なく使っていた微分や関数、はたまた「数」といった基礎的な概念も含めてきちんと知っているうえで使うのと「これでいいのかな」と思いながら使うのではまったく意味が違うと思う。もちろん○○修士の価値を否定するものではないが、少なくとも学術的な論文を書く、読むにあたってこうした基礎知識がないのは致命的だと思う)。
・怠けがちな自分にとって進級をかけた「総合試験」の存在は大きい(単に授業を受けて試験をパスして単位をとっても来年夏の進級試験が通らないとさようならというのは結構プレッシャー。と同時に一度やったことをそのままにするのではなくて総合試験に向けて復習するというインセンティブにもつながる)。
まあ、もう一度選択できる時期までもどったら楽しい大都会での修士ライフを選択する可能性はないわけでもないが。。。