Take Your Time

仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

研究

論文書きが板についてきたかもしれない。少なくともcutting edgeがどこにあってどうすれば貢献できるかは嗅ぎ分けられるようになってきた。それで自分がそれをできるかは別問題だが。

Simulation-Based Estimation

Method of Simulated MomentやSimulated Maximum Likelihood Estimationなどの総称。どうしてもこれを使わないと論文が書けなさそうなので一昨日から勉強している。 Gourieroux and Monfort "Simulation-Based Econometric Methods" Stern "Simulation-Based…

第二稿

とりあえず資産と健康の論文を提出。第二稿ということになろうか。来月これを発表してさっさとキャンディデートになりたい。 とはいえ、未だにこのペーパーがいいのか悪いのかよくわからない。ハードワークの結晶ではあるだろうけど。もっと洗練されたペーパ…

研究スタイル

徐々に固まりつつ有る。 ・読んだ論文、本、その他すべてメモ。あとで読み返すとき便利。分かりやすいように著者と刊行年を記録。Mendeleyにぶち込んでおく。 ・考えたこと、発見をすべてメモ。うまく行かなかったことも書く。そうしないと同じ間違いを何度…

半年

指導教官にだいたいのアイデアを書いたペーパーを渡してからほぼ半年。半年間とにかくデータと付き合い周辺の文献を読んできたが、ようやくどこに手を突っ込めば貢献のある文献になるのかわかり、かつそれが実行できるような感じがしてきた。 今から思えばバ…

今更mendeley

論文管理ソフトmendeleyを使い始めた。論文をドラッグするだけで著者名、ジャーナル、発表年がデータベース化されるのはすごい。 しかし一番お世話になっているのは、不勉強な概念、テクニックに遭遇した時。単語を入力すれば、インポートしてあるテキストの…

BHHH

BHHHって何やねんと思いはや2年ほど。結局、ニュートン法のhessian部分をgradientのouter-productに変えるとめっちゃ楽やんってことなのね。

20日目

コーディング、結局スピードが遅すぎる、メモリが足りない、いわゆる最適化が必要

18,19日目

18日目はモデルをリファインメント。19日目はシミュレーションと論文執筆。まだまだ粗いが形にはなってきた。月末くらいには人に見せられるか?

17日目

ひたすらモデルとデータのつきあわせ

16日目

ひたすらモデルづくり

15日目

データ分析に戻る。OECD(2005)など。

13日目

久しぶりに教科書(greene)を引っ張りだしてきてhazard modelを学習。論文に使わない可能性も高いが一応見ておきたい

14日目

Wooldridge。MLE、Discrete choice modelの復習。あとRにおけるNML,NL

12日目

川口大司さんの研究を中心に賃金、労働関係の文献レビュー。どうやって自分の研究を位置づけるかを中心に

11日目

Deaton1995と別の著者の未公刊論文。データがこれだけ充実してくると数学的才能がなくてもハードワークだけで何か見つけられる可能性もでてくるという気もする。

冬休み10日目

9日目はおやすみ。deatonのパネルデータについての論文を読む。

冬休み8日目

新年二日目。モデルを構築。とりあえず続けることにする。ただ、明日からもう一個のプロジェクトと並行で。

冬休み7日目

今日は新しい研究プロジェクトを思いついた。明日一日だけしっかり取り組んで行けるかどうか判断する。

冬休み6日目

大晦日。医療保険の労働市場への影響、介護保険のもたらした影響など。2000年代後半で内閣府で盛んに研究されていたようだ。

冬休み5日目

とりあえずhealth econ系を。health insuranceに関しては、Cutler and Zeckhauster(2000 Handbook of Health Econ 1999 NBER wp)がかなりよかった。

冬休み4日目

health indexについての論文を何本か。いろいろ奥が深い。

冬休み3日目

今日は某大手自動車の研究者とランチ。いろいろ情報交換。 計画通りhealth econ論文を5本を読んだ。K.ArrowのAER1963とGrossmanのJPE1972が重要だということがわかった。とはいえ、研究ネタにとってはむしろobjectiveといわれているhealth reportもself-rep…

冬休み2日目

とりあえず昨日今日はなにもやっていない。論文出した反動か。とりあえず一週間はインプットの時間とする。health econの基本文献10本ちょいを吸収。ついで介護と労働供給の論文を読む。少子化とマクロの論文も少し。一本2−3時間で吸収するとして一日5…

進捗

とりあえずペーパーをふたつほど仕上げた。とりあえず研究のスタイルとして、毎日白紙のコピー用紙にメモを書きなぐるということをやっている。今回の20枚ちょいのペーパー☓2を書くのに30−40枚のメモの束ができた。これはなかなかいい。まず白紙を目…

前に進む

データと格闘していると理論という刀では切れないものが大量に出てくる。そこで立ち止まって考え尽くすのもいいが、時間が有限である以上前に進まなければならない。仮定をおき、とりあえずの結論をだす。結果がでなければ元にもどる。大事なのは立ち尽くさ…

進捗

一ヶ月くらいデータと格闘していたがふと気づいた。これでは全然前に進まない。データを弄っているばかりでは何も生まれないのだ。 というのも、データを触れば触るほどデータのアラが見えてきて、膨大な数の訂正が必要に感じられなかなか研究にならないのだ…

研究は楽しいかもしれないと最近思うようになった。もともとアウトプットが好きな人間だったところアカデミズムの作法を覚えたので幅が広がった感じがする。

センス

数学力も経済学の文献に関する知識の蓄積もないのでセンスで勝負しようと思う。

Comp macro

一応Computationと実証分析を駆使したマクロをやることになっているわけです。ただ、そう聞くとすごくプログラミングが得意な人に思われそうだけど、実際は大学学部1年の時にJavaだかなんだかの授業をドロップしたくらい苦手。RとGAUSSとMATLABはとりあえず…