暇になると四季報を買ってパラパラめくる趣味があって、最近もまた読んでいる。
事業について考えていたせいなのか、売上や利益、従業員数、資本関係に対する自分の興味レベルが上がっている。
公務員や研究者、企業のバックオフィスなどの経験しかないとあまりこの辺りの感覚がついてこないが少しでも事業について考えると世の中に対する解像度が一気に上がる。
戦後日本の教育はこのあたりの感覚を純粋公務員である教員によって一切教えずにむしろ事業について考えない方がエリートであり優れているかのような価値観を醸成してきたように思う。
その挙げ句、官僚人気、コンサル人気、医者人気と、事業に関わらずにノーリスクでエリートぶれる職業にタレントが集まるようになってしまった。