Take Your Time

仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

わざとプロジェクト進行を遅くする

プロジェクト管理者としてはプロジェクトは早く完了して成果としてアーカイブしたいという気持ちが逸るのは当然だが、あえて進行を遅くするというのも考えた方がいいかもしれない。 まず、成果の出るタイミングをコントロールして定期的になんらかの報酬を得るというのが一つ。成果を寝かせて少し練ったり、発表タイミングを遅らせたりしてベストタイミングで成果を出していくことで周囲からの評価が変わっていく。「あそここの前すごく成果出ていたけどしばらく成果出していないな」というより「息をするように成果を出している」というふうに安定性を打ち出すことで評判の毀損を避けられる。 また、焦って成果を出せば打ち出し方が雑になりせっかくの成果が評価に結びつかない。そうするとさらに次の成果を・・・となって忙しくなりすぎる。 忙しくなるというのもよくなくて、バーンアウトを避けるために意図的に停滞期をつくるというのもメンバーの健康管理には大切だ。 周囲が「あそこ最近どうしてるかな」と思った瞬間に出していくというのが一番良いかもしれない。