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仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

元エリートという生き方

人のことをどうこう言うのは意味ないのはわかっているけど他山の石としてまとめておくのは悪いことではないと思うので書いておく。

いわゆる高偏差値の大学にはいっていい会社に入った人のなかで一定数は入社10年くらいまでに若手のままドロップアウトする。それも大学院で勉強し直すとか転職して別会社に中途で入るとか実家を継ぐとか仲間と一緒に会社を興してまた企業人として働くとかそういうのじゃなくて、なんか組織に縛られない働き方みたいなことを吹聴してネット上で大々的に宣伝して辞めていく。

こういうのがたくさん出てきたのもネットのそれもSNSが出てきたことによるものなのかもしれない。彼らの大多数はなんかフリーランスみたいな感じなんだけど共通してるのは元の肩書でいろんなメディアでしゃべって飯を食っているところ。もともと元いた組織に馴染めなかった人たちだからいろいろな不満をメディアに批判という形で発散する。これは結構受ける。エリート嫌いな人達からすると鬱憤が晴れるのかもしれない。

しかし、そのうちあまりメディアに呼ばれなくなってメルマガとか始めて日銭を稼ごうとする。でもまあ書けるネタがあんまりなくなってインプットが必要になる。でもそういう人たちって長期戦略を立てて地道に努力するのが苦手だから体系だった勉強がでいなくて単発的な浅い小ネタが乱発することになる。あるいは元々不まじめだからか取材のプロトコルを間違えたり報道のイロハを無視したりして各方面で炎上したりする。

まあ、そんな感じのところにだいたい1−2年で到達する。これからどうするんだろうね。政治家ってのがちらつく人も多いけど。これからも生暖かくヲチしていきたい。少なくとも考えなしにフリーになるのはあんまり幸せそうじゃない。