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仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

生産的な交流、非生産的な交流

研究、仕事に煮詰まった時、ふらふらと席を立って人と話すとモチベーションなりアイデアなりが生まれることがある。生産的な交流というものは確かに存在する。何週間もうんうん唸っていていた問題も他人と話すことで一瞬で解決するような瞬間が存在する。
一方で非生産的な交流も存在する。
同期というだけで集まる飲み会、「若手―」のようなお題目で集まる会、いずれも共通の知人の確認をし、自分たちが特定のカテゴリに属する「選ばれた」人種であることを確認し、お互いの自尊心を満たす以外に役に立つことはあまりない。
人との交わりを生産的に、あるいは無意味にする要因はなんだろうか。交流する相手のレベル、年齢、仕事の差異の大きさだろうか。どうも違うような気がする。
表現しづらいが自分が開いているかどうか、なのではないだろうか。
やっている仕事について情熱を持って取り組んでいてあらゆる情報をその課題に結びつけるよう脳がフル回転している時、相手から有効なアドバイスを引き出せるのではないだろうか。