一部受けているようなので世代間格差について今考えていることを書く。シルバーデモクラシーと化した日本において合法的に世代間格差をなくすことは不可能である。高齢者は既得権を手放さないし、若者は命を賭けてまで反体制運動を起こすことも無い。世代間格差の解消法の鍵は破綻にある。財政がもっと拡張すれば早晩マーケットがギブアップし国債は暴落、インフレになる。そうなれば金融市場は混乱、銀行が倒産し高齢者の虎の子の資産はパーである。物価1000倍になり缶ジュースが100,000円のときに1000万円の資産など1万円の価値しかない。給料は当然1,000倍になるので働いている世代の一人勝ちである。問題はそれがいつか。働けるうちに起こってくれないとわれわれも負け組みになる。だから我々若者はもっと政府に金を使わせなければならない。老人医療費は無料化、生活保護は月30万円、介護も無料化である。そして消費税増税は大反対である。そうして国家財政をさっさと追い込んでいくことこそ我々を守る唯一の道である。
(この論考はフィクションです。)