業務繁忙→体調不良 で先週は中身のない一週間だった。
週末も何も生み出せず。
幻冬舎新書を読んでみた。
- 「会社は2年で辞めていい 」（山崎元）
10回以上の転職を繰り返した著者の転職術。
昨今の金融業界の転職事情がよくわかる。ま、学歴も最初に入った会社も超一流な著者の例は話半分としても、28歳までに「自分の仕事」を決める（職につくということではなくて）、35歳で実績をつくるというのは結構リアルなスピード感。
- 「日本人はどこまで減るか」
昨今の少子高齢化問題の論調についての批判的な論考。厳密に見るとやや頼りない論調であるが、言わんとしていることはよくわかる。曰く「人口を維持したいなら老人の延命を行えばいい。」「人口減少は貧しさにつながるわけではない。」確かに。「少子化は文明の自衛本能だ」というところは直ぐには頷きがたいが。
しかし結局人口拡大のための戦前の政策の効果が漸く薄れてきたとも考えられる。別に子供作らなくたって、結婚しなくたって楽しく生きれればいいじゃないか、と。
