どうでもいいが、私はシャーペンを使っている。大学のとき「大学生たるものシャーペンを使ってはならぬ。書いたものがすべて残るボールペンないし万年筆を使うべきだ」ということを誰かに言われ（実際、試験はボールペンしか認められていなかった）、自分もそうだと思ったので大学院に入るまではボールペンを使っていた。
しかし、どうしてもボールペンには問題がある。自分のような悪筆の人間がボールペンをモデルなんかを書いているとほとんど読めないものが出来上がる。清書すればいいのだが、研究ノートに同じことを二回書くことになって後で見返したときに何が何だかわからなくなる。さらにアメリカのボールペンは液漏れが頻発する悪質のものが多い。
そんなこんなでシャーペン派に逆戻りした。そして消しゴムが手放せない相棒となった。消しゴムは忌むべきものあるいはガキっぽいものという偏見を持っている人もいるが、そういう人もPCで文書を書くときは当然delやbackspaceを押しているわけで人は消すことから逃げることはできないのだ。
