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仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

Jupiter Ascending

海外でのレーティングが低いので、あまり期待せずに見たが、やはり中途半端だった。
マトリックス的ないわゆるSFではなく宇宙を舞台にしたファンタジーと言うべきなのだろうが、そうなるとライバルはスターウォーズスタートレックとなって世界観の凡庸さが失望を呼んでしまう。
アブラサクス帝国はどういう国なのか、健康医療産業で稼いでいるのは分かったが、戦場よりひどいといったその人口過剰の首都の住民の生活がまったく見えない。
応用数理学者と宇宙物理学者を親に持つロシア移民の娘がアカデミックな才能が皆無でトイレ掃除をしているのもよくわからない。かといって堕落してドラッグや売春をしているわけでもないし。リアリティがそもそも乏しい(そういえばネオもリアリティはなかったが)。主人公の特長はDNA配列だけなのだろうか。それほどすごいDNAならすごい才能をもっていそうだが・・・。
全体として好みじゃない作品だった。