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仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

ボストン

ボストンは6年前、今年冬に続いて3回目。1日目は、ハーバード大学とMITを回った。ハーバード大学で特に印象深かったのがビジネススクール、いわゆるHBSだ。数々の有名人を輩出し、日本では半ば神格化された学校だが、建物からしても圧巻だった。まず敷地が通常の大学くらいある。同級生が900人いるとはいえ、これは圧巻。レンガ造りの愛らしい建物に、よく手入れされた花壇が配置され、女の子好きのしそうなファンタジー空間が広がっていた。はっきり言う、こんなのが「資本主義の士官学校」だあ?笑わせる。ただでさえ街の規模に比して異様に大学数が多く若者だらけのボストンという浮ついた町でさらにこんな文字通りお花畑の中に2年間もいたら脳みそまでお花畑になるんじゃないのか。ま、結果だしてるんだろうからいいですけどねー。
2日目はホエールウォッチングに行った。一人40ドルくらいで4時間のクルージングが楽しめる。クジラは思いのほかサービス精神旺盛で、目の先数百メートルのところで大ジャンプしてくれたり、群れですいすい泳いでいたり、潮吹きまくったり大満足であった。
3日目はボストンコモン〜ダウンタウンの歴史ある街並みに挑んだ。ここはお金もかからないしとても費用対効果が高い。特に気に入ったのはState House。ここがなんなのかは実はあまり理解していないが、マサチューセッツ州の歴代知事の肖像画や、独立戦争時の英雄たちの胸像が所狭しと並んでおり、また、中央のドームにはめられたステンドグラスは非常に美しい。

そういえば、ボストンの顔の一つTrinity Churchのステンドグラスも美しい。
今回は美術館は行かなかったが、前回書いたようにイザベルガードナー美術館、Museum of Fine Artsも素晴らしい場所である。すべて楽しむには夏場1週間から10日が必要であろう。