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デフレに関する議論が熱を帯びてきた。
ＧＤＰデフレータは、輸入デフレータの大幅なマイナスでいまだプラスを維持しているし、ＣＰＩをみてもガス・電気、ガソリン、灯油の値下げのマイナス寄与がまだまだ大きい。製品価格↓→賃金↓→需要↓→製品価格↓といったデフレスパイラルという状況には遠いと感じる。
デフレ悪玉論はよく分かるが、処方箋に乏しい（実質ゼロ金利、巨大な財政赤字）以上、デフレを回避するためにどこまで政策を使うべきなのか慎重になるべきだと思う。