2009-09-07 ■ 映画 映画 いずれもDVD 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 鬼才本谷有希子の舞台劇の映画版。ほとんどリアリティのない突拍子もないプロットがサトエリのパワーと、永瀬正敏、永作博美の演技力でうまくまとまっている。なんとも言えない心理描写が最後まで飽きさせない。 誰も守ってくれない 犯罪を巡る悲劇を描いた映画。重い題材だが、抑え目のトーンで描いているため冷静に見れる。人間の負の側面を描いているが、それ一辺倒でもなく希望を残している。バランスの取れた仕上がり。撮影は「踊る大捜査線」のチームらしい。最近の邦画はハズレが極端に少ない。