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江田憲司の“脱藩官僚、霞ヶ関に宣戦布告! ”amazon:脱藩官僚を読む。
8人の発起人がそれぞれ自らの役人体験と会への思いを綴っている。
一番心情的に近いと思えるのは寺脇さん。審議官まで上り詰めているのだから、わざわざ「脱藩」とか言わなくてもいいような気もするが、役人人生をまっとうし充実した職業人生だということが慮られる。
政治家になった江田、木下両氏は視点が高すぎて下っ端にはよくわからない。まさに現在進行形のタカ派改革論者である高橋、福井氏は(その自信も含めて)すごいと思うし、こういう人が必要なのはわかるが、自分の方向性とはちょっと違う気がする。いずれにしても役人なら手にとって損はないかと思いました。