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新総裁は経済成長を政策課題の一つとして掲げています。
財政再建のためには、歳出・歳入を両面で改善しなきゃいけない。
歳出をカットするのは、社会保障費の増大により限界がある中、
歳入面での改善は避けられない。
じゃあ、税率を上げられるかというと政治的に難しい。
で、自然増収をねらう「経済成長」論が出てくる。
だけど、
新総裁の言うイノベーションとかで爆発的な成長が望めるのでしょうかねえ。
こういう言い方は一部から反発を食うのかもしれないけど、成長（＝GDPの増大）
って人口減少社会では難しいわけで。

注：人口成長率は右軸

これは人口成長率と経済成長率を重ねたもの。（汚くてごめんなさい）
直感的に関係はあると考えられる。もちろん回帰分析してどうのこうのというレベルではないけども、
これから人口成長率が永続的にマイナスになる以上、経済成長率の
方も長期的には停滞すると考えられる。
「イノベーション」はこのトレンドに打ち克つことができるのか。