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仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

不安

不安感というのはいつになっても慣れないものだ。こんなのでよく4年間もアメリカにいたなと思う。一人きりという環境に自分は弱い。もしかしたら普通の人も弱いのかも知らないが。誰かと一緒にいると安心というのはなんなんだろうか。集団行動をさせるための神の知恵か。しかし不安もいいところがあって、1つ1つの現象景色に敏感になる。ある意味普段の自分は鈍感すぎるのかもしれない。安心安全という幻想の中で無意識のうちに生活している状況が本当に快なのか。それが嫌だという人も当然いるが。不安感とマンネリの間でいい感じな場所にいたいのが人間なのか。それに不安だと文章を書きたくなる。これもよくわからない。一人で寂しいから何かしら吐き出したいのだろうか。小説家はこぞって不安感がつよい人が多い気もする。孤独が苦手ならどっぷり組織に浸かればいいのだがそれもできない呪いにかかった人間が想いを文章にするのだろうか。書いている最中は不安が収まる。そういえばボストンでも自分はひたすら何かを書いていた。転職で不安な時も。書かないということは満足しているということなのだろうか。満足、短期的な満足は満たされた社会で長期的な不安を語ることができるのだろうか。