中古マンションを購入したので後学のためにメモ。
全体的な流れ
動機
23区内、それも通勤に便利な駅至近の3LDK以上を借りようとすると、旧耐震規制のものを除けばめちゃくちゃ高い。普通に20万は超えてくる。これではやってられないので中古マンションを探すことにした。
内見
近くにちょうどいい物件が見つかったので、内見に行った。公開されてから一週間くらいだったがすでに内見客はいたようだ。予算オーバーだったので安くならないかその場で相談したところ、とりあえず価格提示して申し込んで欲しいとのこと。
価格交渉
内見後数日で申し込みした。すぐに反応があり、いく分か値下げをしてもらい購入決定。予算的にはややオーバーだが、スペックを考慮するといい買い物だったと思う。
契約
仲介業者立ち会いのもと売主と契約。手付けを払いハンコを押しまくった。はじめて知ったが、不動産取引では買主側がローン以外の要因で契約破棄する場合は手付金を諦める必要がある。逆に売主要因で契約破棄する場合は手付を倍にして買主に渡す必要がある。契約時に注意すべき点は、設備不良があった場合の処理、不動産登記関係の費用の負担、司法書士の選任など細かいところ。
ローン契約
ローンは、銀行系のローンか住宅金融支援機構のフラット35(必ずしも35年借りる必要はない)を選ぶことになる。一番安いのはネット系銀行のローンで現状はかなり引き下げられており、年率0%台半ばである。他方で審査は住宅金融支援機構が緩い。最初はネット系銀行や金利の低い銀行に審査を申し込み、ダメならフラットというのがいいのではないだろうか。
引き渡し
融資の実行、残金の支払い、引き渡しは同日に行った。基本振り込みなので実感はないが、何千万というカネが動くのは震える。
反省点
基本的にいい買い物をしたと思うので大きな反省はない。賃貸とのコスト比較をする際は、転勤などのリスクを除くとしても、積立修繕費や住宅ローンの金利、固定資産税、仲介手数料などを考慮すべき。