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仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

good practices in applied econ

・リサーチクエスチョンは明確か。
・先行研究を把握しているか。先行研究との違いは何か。
・理論モデルはリサーチクエスチョンにあっているか。
・どのような検定がふさわしいか。検定の仮定は満たしているか。
・コードを書く前に十分考える。

  • 採用するモデルはどういう仮定を必要とするか。仮定を満足しているか。
  • モデル中の変数はデータの中で利用可能か。データはどのようにとられたものか。
  • コードのファイルはどう配置するか。プロジェクト毎にフォルダが別けられているか。元データ、実行ファイル、結果ファイルがきちんとわけられているか。
  • 使用するパッケージ、コマンドを十分理解しているか。
  • どの実行ファイルがどの結果ファイルと関係があるのか記録しているか。

・結果を解釈する

  • 結果におかしな点はないか。データ整理やコーディングに間違いはないか。
  • 結果をきちんと説明できるか。数字はどういう意味を持つのか。
  • 外れ値の処理や採用するモデル間のサンプルの違いを把握しているか。

・その他

  • ファイル同士の関係性が複雑になりすぎていないか。複数のモデル推定のために共通のデータセットを使ったりすると、片方の推定中にやった修正によって片方の推定がぶれたりする。したがって、モデル推定のためにはひとつのデータセットを使う。億劫だが、現データ→結果までが見通しよくできるようにする。