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仕事や研究、コンピューターとの付き合い方

研究手法

自分で決めたわけではないが、結局知りたいことを追っていくうちに実証経済学っぽい感じの研究をしている。研究手法として正しいかどうかはともかく自分なりに面白いと思えるやり方に到達した感はある。結局性格的に、ひとつの道具で突き詰めるというより対象に対して多方面から見てみるというのが合っているようだ。一つの現象に対して、複数の先行研究の流れのなかでの捉えられ方、理論、マクロデータ、ミクロデータ、計量・統計処理、制度・背景、政治的意義、直感といったところを総合的に勘案して迫っていく。複数の視点を組み入れることで大きな間違い、勘違いは起こさないというメリットがあると思う。