今年のカンヌ国際映画祭で話題になったという以外情報を持たずに観にいった。
３連休のせいか意外な大入り。
ストーリーは公式サイトを見ていただくとして、設定から想起されるような、エジプト（アラブ諸国の盟主）人がイスラエル（中東の爆薬庫）に来たらどうなるか・・・なんて発想はどこにもない。
ただ、お互い相手の気持ちがわからない中、必死で拙い英語でコミュニケーションを取ろうとする人たちがいるだけ。これなら、都会の人間が田舎にいくという設定でもいいくらい。つまり普遍的なテーマなのだ。
印象に残ったのは女主人ロニ・エルカベッツ。観終わった後「フランス映画だな」と思ったのだが、実際半分フランス人のようだ。コメディであり、狭義の「ドラマ」である。
